お歳暮ののしを手書きするとき

のし紙に表書きと名前を自分で書くときの筆記具、墨の色、書く位置と文字の大きさを整理しました。百貨店と日本郵便の公式の案内で確認できた内容だけを載せています。表書きの言葉そのものはのしの表書き一覧、連名の書き方はのし紙の連名の書き方を見てください。

筆記具と墨の色

出典筆記具・墨についての案内
三越伊勢丹表書きは濃墨の毛筆が正式。最近は筆ペン・サインペン・フェルトペンで書く人も多いが、重要な贈り物や目上の方へ贈る場合は、毛筆か筆ペンで書くのが礼儀。楷書で一画一画を続けずに書き、崩し文字は避ける
高島屋毛筆で書くのが正式。万年筆・ボールペンは避ける。楷書が一般的。弔事は薄墨で書く
日本郵便(郵便局のネットショップ)黒の筆ペンか毛筆を使い、楷書で丁寧に書くのが正式なマナーと言われる。最近は黒のマジックペンで書く人も増えている
小田急百貨店マーカーを使う人も増えているが、本来は毛筆か筆ペンで書くのが正しいマナー。名前・会社名も、手書きならマーカーではなく筆ペンか毛筆を使う。できれば楷書で丁寧に書く

4社とも、正式なのは毛筆で、筆ペンはそれに次ぐ書き方として挙げられています。サインペンやマーカーは「増えている」と紹介されるにとどまり、目上の方や大切な贈り物にはすすめられていません。迷ったときは、黒の筆ペンを選ぶのが無難です。

墨は濃い黒にします。薄墨は弔事用です。なお、高島屋の案内には、和歌山・泉州地方と三重県の一部で、慶事に朱色の墨で書く地区があるとも書かれています。贈る地域の慣習が気になる場合は、贈り先の周りの方か、購入する店に確認してください。

書く位置と大きさ

夫婦や家族など複数の名前を並べるとき、4名以上のとき、代表者の左下に「他一同」を添える書き方は、のし紙の連名の書き方にまとめています。

手書きにこだわらなくてよい場面

日本郵便は、最近は黒のマジックペンで書く人も増えているとしています。小田急百貨店も、マーカーで書く人が増えているとしたうえで、本来は毛筆か筆ペンだとしています。一方で、百貨店や通販サイトでは、のし紙に名前を入れる注文方法が用意されている場合があります。注文画面で名入れを選ぶと店側で入れてくれるかどうかは店ごとに違うため、購入する店の案内で確認してください。なお、のし紙を包装紙の内側にかけるか外側にかけるかは書き方とは別の選択で、配送か手渡しかで一般的な選び方が分かれます。内のしと外のしの使い分けを参照してください。

手書きに自信がないときは、最初に筆ペンで別の紙に書いて、字の大きさと配置を確かめてからのし紙に書く方法があります。これは公式の案内に書かれた作法ではなく、書き損じを防ぐための工夫です。

この資料で確認できなかったこと

よくある質問

お歳暮ののしは筆ペンで書いてよいか
三越伊勢丹の案内では、正式には濃墨の毛筆ですが、重要な贈り物や目上の方へ贈る場合は、毛筆か筆ペンで書くのが礼儀とされています。小田急百貨店の案内では、マーカーではなく毛筆か筆ペンで書くのが本来のマナーとされています。
お歳暮ののしに薄墨は使えるか
高島屋の案内では、薄墨は弔事で使うものとされています。お歳暮は濃い黒の墨で書きます。
お歳暮ののしで名前はどこにどの大きさで書くか
水引の結び目の上に表書き、下に贈り主の名前を書きます。名前は表書きよりやや小さい字にします。
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