帯祝い・戌の日の安産祈願のお祝いの相場・表書き・お返し

帯祝い(妊娠5か月目の戌の日の安産祈願)に、実家・親族・友人として贈るときに迷う点を、高島屋と三越伊勢丹の公式解説で確認できた範囲でまとめました。贈る時期、相場、のしと表書き、神社へのお礼、お返しです。慣習は地域や家庭で異なります。

帯祝いは妊娠5か月目の戌の日。こだわらなくてもよいとされる

高島屋の解説では、帯祝いは安定期に入る妊娠5か月目(16〜19週目頃)の戌の日に、岩田帯と呼ばれる腹帯を巻いて安産を願う行事です。戌の日は十二支の11番目にあたる日で、12日ごと、1か月に2〜3日めぐってきます。多産でお産の軽い犬にあやかるとされます。三越伊勢丹の解説も同じく、妊娠5か月目の戌の日に行うのが一般的で、体調や都合で別の日にしてもよいとしています。

高島屋の解説では、岩田帯は両家の家族で安産祈願に行くときに神社へ持ち込み、おはらいを受けます。かつての「祝い帯は妊婦の実家から贈る」習わしは、いまは現金・商品券、マタニティベルトなどで贈る形が一般的とされています。

贈る時期は戌の日の半月前から当日まで

高島屋の解説では、帯祝いで使う岩田帯は妊婦の実家から、妊娠5か月目の戌の日の半月前から当日までに、鰹節や祝い酒などとともに贈るのが一般的です。友人・同僚が贈る時期は、どちらの解説にも記載がなく、この記事では確認できていません。

相場は贈る人との関係で3,000円〜3万円

贈る人高島屋の解説三越伊勢丹の解説
妊婦の親(実家)1万円〜3万円両親・義両親は1万円〜3万円
義理の親・兄弟姉妹5,000円〜1万円記載なし
親戚・友人・同僚3,000円〜1万円友人・同僚は5,000円〜1万円

三越伊勢丹の解説では、現金やギフトカード、品物のいずれでもよく、親族なら実用的でやや高額なもの、友人や同僚なら負担にならない価格帯のものが目安とされています。

のしは紅白の蝶結び、表書きは贈る人で選ぶ

贈る人表書き(三越伊勢丹の解説)
両親・義両親祝い帯、御祝、寿、戌、祝の帯、祝帯、岩田帯、結肌帯、帯掛御祝
親戚御帯祝、御祝、帯掛御祝、寿、着帯御祝、御懐妊祝
友人・同僚御出産祝、ご出産祝、御誕生祝、安産御祝

高島屋の解説では、正式な岩田帯は紅白の絹地二筋と白さらし木綿一筋を奉書に包み、紅白蝶結びの水引をかけます。表書きは「岩田帯」「祝い帯」「寿」などで、他人へ贈るときは「御帯」「御祝」と書きます。水引は、三越伊勢丹の解説の本文では紅白蝶結びとされる一方、表では「紅白もろわな結び」と書かれており、同じページの中で表記が分かれています。迷うときは購入する店で確認してください。

神社への謝礼は5,000円〜1万円が目安

高島屋の解説では、安産祈願やおはらいの際の神社へのお礼は5,000円〜1万円が目安で、紅白蝶結びの祝儀袋に入れます。祝儀袋が不要な神社もあるため、予約のときに確認するとよいとされています。三越伊勢丹の解説も初穂料の相場を5,000円〜1万円程度としており、表書きは「御祈祷料」や「お志」とすることが多いとしています。

お返しは「内祝」。割合は解説によって異なる

高島屋の解説では、お返しは必要ないともいわれ、家族なら祝宴に招くことで代える、赤飯や紅白餅を配る地域もあります。家族以外には「内祝」として、いただいた金額の5分の1から3分の1程度の品を返します。三越伊勢丹の解説では、半返し(半額程度)を目安としつつ、地域や関係性で変わるとされ、のしは紅白蝶結び、表書きは「内祝」、時期は1か月以内が目安です。割合が両店で異なるため、一つの数字に決めず、相手との関係で選んでください。出産後のお返しは出産内祝いのページで確認できます。

神社に参拝する人が先に確認すること(水天宮の公式案内の例)

お祝いを贈る側は、妊婦さんの参拝日と混雑の見込みを知っておくと、贈る日や訪問の都合を合わせやすくなります。東京の水天宮の公式案内で確認できた内容です。神社ごとに運用が違うため、参拝する神社の最新の案内が優先されます。

確認すること水天宮の公式案内
戌の日のめぐり十二日に一度めぐってくる日。妊娠5か月目の戌の日を目安に安産祈願・帯祝いを行う
戌の日にこだわるか近年は戌の日にこだわらず、妊婦さんの体調のよい日に祈願することも一般的。家族で話し合って参拝日を決める
予約電話の予約は受け付けない。当日の受付に並んだ順に案内する
祈祷の受付時間受付は午前8時〜午後3時(戌の日は8時30分から。通常日の祈祷開始は9時15分)。祈祷は約15分
戌の日の待ち時間平日は約15分〜45分、土・日は約30分〜1時間半程度
昇殿できる人数戌の日以外は大人6名まで。戌の日の安産祈祷は、平日が妊婦さんと大人1名、土・日・祝日は妊婦さん1名のみ

参拝に付き添える人数が戌の日には絞られる神社もあるため、両家そろって参拝する予定なら、人数の決まりを先に調べます。混雑の状況によって待ち時間や人数は変わるとされています。

よくある質問

帯祝いはいつ行いますか
高島屋の解説では、妊娠5か月目(16〜19週目頃)の戌の日です。高島屋・三越伊勢丹ともに、戌の日にこだわらず体調や家族の予定に合わせてよいとしています。
帯祝いの祝い金の相場はいくらですか
高島屋の解説では、妊婦の親は1万円〜3万円、義理の親や兄弟姉妹は5,000円〜1万円、親戚・友人・同僚は3,000円〜1万円とされています。
帯祝いののしの表書きは何ですか
高島屋の解説では「岩田帯」「祝い帯」「寿」、他人へ贈るときは「御帯」「御祝」です。三越伊勢丹の解説では友人・同僚は「御出産祝」「安産御祝」などが挙げられています。
帯祝いのお返しは必要ですか
高島屋の解説では必要ないともいわれ、家族なら祝宴に招くことで代えます。家族以外には「内祝」として、いただいた金額の5分の1から3分の1程度が目安とされています。
神社への安産祈願のお礼はいくらですか
高島屋・三越伊勢丹の解説では、5,000円〜1万円が目安です。神社によって異なるため、予約のときに確認するとよいとされています。

出産前後の贈答は、出産祝い、入院中の見舞い、出産内祝いと続きます。

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