昇進・昇格・栄転・就任のお祝いの表書き・贈る時期・お返し

職場の人の昇進・昇格・栄転・就任を祝うときに迷う点を、高島屋と三越伊勢丹の公式解説で確認できた範囲でまとめました。表書き、のし紙、贈る時期、お返しの目安です。慣習は地域や会社で異なります。

表書きは「御昇進祝」「御昇格祝」「御栄転祝」「御就任祝」

項目高島屋の解説三越伊勢丹の解説
のし紙紅白5本蝶結び(のしあり)紅白もろわな結び(就任で金子を包むときは紅白または金銀もろわな結びの祝儀袋)
昇進・栄転ご昇進御祝・ご栄進御祝・御昇格御祝御昇進祝・御昇格祝・御栄転祝
就任御就任御祝御就任祝・社長御就任祝・〇〇御就任祝(会社名・役職名も入れる)

水引の結び方は両店で表記が分かれています。購入する店で確認してください。言葉の意味は高島屋の解説で、昇進は職階や地位が上がること、栄進は高い地位に進むこと、栄転は高い地位や職に転任すること、昇格は格が上がること、就任は新しく取締役などの高い地位・役職につくこととされています。

贈る時期は知らせを聞いて1週間前後、就任の披露は案内が届いたら早めに

高島屋の解説では、昇進・栄転の知らせを聞いて、早い時期(1週間前後)に贈ります。三越伊勢丹の解説では、就任披露の挨拶状や招待状が届いたら、披露当日ではなくできるだけ早くお祝いの品を贈ります。

取引先や自社の役員・社長が退任するときの祝いは、昇進とは表書きや贈り先が異なります。役員の退任祝いの相場・のし・贈る時期で確認できます。

取引先へ贈るお中元・お歳暮の相場と会社名の入れ方は取引先へのお中元・お歳暮の相場と会社名の入れ方にあります。

贈る前に人事の内容を確認し、現金は目上の方に注意

三越伊勢丹の解説では、昇格や栄転ではなく事情による異動もあるため、勝手に判断して贈らず、内容を確認してから贈ります。品物は、紅白や鶴亀のラベルのお酒、鉢植え、プリザーブドフラワー、ペンなどの文具や装飾品がよく贈られるとされ、現金は目上の方に失礼と受け取られることがあります。高島屋の解説では、好適品として日本酒や紅白ワイン、ビジネス関連や相手の趣味の品が挙げられています。贈る金額の目安は、両店の解説で確認できていないため書いていません。

栄転かわからない転勤は「御餞別」または「御礼」

高島屋の解説では、栄転かどうかわからない場合や単なる転勤の場合は、転勤前までに「御餞別」または「御礼」を贈るのが一般的です。三越伊勢丹の解説では、御餞別は通常、目上の方には用いません。退職する人へは退職の餞別のページを参照してください。

職場のほかの贈答の場面は職場の贈答の場面別一覧(昇進・退職・土産・産休)から探せます。

お返しは身内なら不要とされることが多く、職場では御礼の品が望ましい場面がある

項目三越伊勢丹の解説
要否身内からは不要とされることが多い。職場や取引先では御礼を形にして渡すのが望ましい場面がある
金額の目安いただいた額の3分の1〜半返し(目上は半返し寄り、同僚や親しい友人は3分の1程度でも十分なことが多い)
時期着任後1か月以内。可能なら1〜2週間
のし紙・表書き紅白もろわな結び。昇進・栄転の返礼は「御礼」「心ばかり」、就任祝いの返礼は「御礼」「御禮」。近所への挨拶回りは「御挨拶」(外のしが好ましい)

会社や部署から贈られた場合は、職場で分けられる個包装の菓子折りなどが挙げられています。部署宛ては「皆さまでどうぞ」と添えます。

よくある質問

昇進祝いののしの表書きは何ですか
高島屋の解説では「ご昇進御祝」「ご栄進御祝」「御昇格御祝」「御就任御祝」、三越伊勢丹の解説では「御昇進祝」「御昇格祝」「御栄転祝」が挙げられています。
昇進祝いはいつ贈りますか
高島屋の解説では、知らせを聞いて早い時期(1週間前後)に贈るとされています。就任の披露の案内が届いたときは、三越伊勢丹の解説で披露当日ではなくできるだけ早く贈るとされています。
昇進祝いに現金を贈ってもよいですか
三越伊勢丹の解説では、現金は目上の方に失礼と受け取られることがあるため注意が必要とされています。
転勤が栄転かどうかわからないときはどうしますか
高島屋の解説では、栄転かどうかわからない場合や単なる転勤の場合は、転勤前までに「御餞別」または「御礼」を贈るのが一般的とされています。三越伊勢丹の解説では、御餞別は通常、目上の方には用いません。
昇進祝いにお返しは必要ですか
三越伊勢丹の解説では、身内からの昇進祝いは不要とされることが多く、職場や取引先では御礼を形にして渡すのが望ましい場面があるとされています。
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