取引先へのお中元・お歳暮の相場と会社名の入れ方

法人として取引先へお中元・お歳暮を贈るときの相場と、のし紙への会社名の入れ方をまとめました。

相場

取引先へのお中元・お歳暮の相場は5,000円前後です。特にお世話になっている取引先の場合は、10,000円程度の品物を贈ることもあります。相手に気を遣わせすぎない上限の目安としても10,000円程度が挙げられています。

のし紙・会社名の入れ方

表書きの上段には「お中元」または「御中元」(お歳暮は「お歳暮」「御歳暮」)と書きます。下段は個人の贈答と同じく贈り主の名前を入れますが、会社として贈る場合は中心に代表者(担当者)の個人名を書き、右上に小さく会社名を添えるのが基本の書き方です。4名以上の連名で贈る場合は代表者名の後に「外一同」と記載します。水引は紅白の蝶結び(もろわな結び)です。

配送する場合は、のし紙が輸送中に破れるのを防ぐため、品物に直接のし紙を掛けてから包装する「内のし」が推奨されます。手渡しする場合は、包装の上からのし紙を掛ける「外のし」が一般的です。

添え状

取引先へ配送で贈る場合は、必ず添え状(送り状)を同封します。日頃の感謝と季節の挨拶を述べ、品物が届く日時などの事務連絡は添え状には含めません(事務連絡が必要な場合は別便で送ります)。手書きが望ましいとされますが、必須ではありません。ビジネス向けの時候の挨拶の具体的な例文は添え状の書き方を参照してください。

お返しは必要か

取引先間のお中元・お歳暮も、基本的にはお返しの品物は不要です。ただし、取引先からもお中元・お歳暮が届いた場合は、翌年以降も継続してやり取りする関係と捉え、お礼状を届いた当日〜3日以内に送るのがマナーです。継続的な取引関係では、双方が毎年贈り合う形が一般的になっている場合もあります。

会社間の贈答を禁止している取引先にはどうするか
贈答を控えるのが原則です。相手企業のコンプライアンス規則で受け取りを禁止している場合もあるため、初めての取引先には事前確認が安全です。
担当者が複数いる場合、誰の名前を書けばよいか
窓口となっている担当者、または部署の責任者の名前を中心に書き、会社名を右上に添えるのが一般的です。
部署一同でまとめて贈りたい場合、のし紙はどう書くか
代表者の氏名を中央に、部署名+「一同」を左下に添え、全員の氏名は別紙で同封します。詳しくはのし紙の連名の書き方を参照してください。
取引が始まったばかりで、贈るべきか判断に迷う場合は
取引開始から日が浅い場合は、無理に贈らず、翌年度以降の継続的な関係が見えてから検討する考え方もあります。業界の慣習や社内規定を確認するのが安全です。
出典・確認日