年忌法要(三回忌・七回忌など)の供物・香典の表書きと品物

三回忌・七回忌などの年忌法要に招かれたときに、現金を包む場合と品物を持参する場合の表書き・水引・向く品を、高島屋の公式解説で確認した内容だけで整理しました。

香典の金額(相場)は書いていません

「三回忌の香典はいくら」という疑問は多いものの、高島屋・三越伊勢丹の解説には年忌法要の香典の金額が載っておらず、公的な基準もありません。出典で確かめられない数字は載せない方針のため、この表には金額を入れていません。金額は、故人との関係の深さ、法要後の会食の有無、地域の慣習で変わります。法要を営む家の親族の年長者や、案内を出した施主に確認するのが確実です。

年忌法要はいつ行うか

故人が亡くなった日を命日といい、毎年巡ってくる「祥月命日」が年忌法要の日になります。仏前に供物や花を供えます。法要は命日に行うのが理想ですが、現在は日曜など人が集まりやすい日で、命日より前の近い日を選ぶ人が多いとされています。

年忌亡くなってからの年数
一周忌1年後
三回忌2年後
七回忌6年後
十三回忌12年後
十七回忌16年後
二十三回忌22年後
二十七回忌26年後
三十三回忌32年後

大阪では、二十三回忌と二十七回忌を兼ねて二十五回忌(24年後)を行うところがあります。関西地方では三十三回忌で弔い上げとすることもありますが、代が代わっても五十回忌で弔い上げとすることが多いとされています。

香典(現金)と供物(品物)の表書き

持参するもの水引表書き向く品
現金(香典)のしなし。東日本は黒白5本結び切り、西日本は黄白5本結び切り御仏前、御佛前、御供料、御香料―
品物(供物)のしなし。東日本は黒白5本結び切り、西日本は黄白5本結び切り御供、御仏前、御佛前生花、菓子、果物など

表書きの下には、姓名を書きます。水引は、東日本と西日本で色が異なります。迷うときは、法要を営む家の地域に合わせます。

施主から渡される引き物の表書き

年忌法要では、施主(法要を営む側)から参列者へ引き物が渡されます。かけ紙はのしなしで、東日本は黒白5本結び切り、西日本は黄白5本結び切りです。表書きは「粗供養」「志」で、施主との関係を右上に入れる場合もあります。岐阜・名古屋では「一周忌志」「○○回忌志」が一般的です。五十回忌は紅白5本結び切り(のしなし)の場合もあります。

引き出物の選び方は法事の引き出物(粗供養)の選び方で確認できます。

施主の側: 法要でお供えをいただいたときのお返し

三越伊勢丹の解説では、一周忌などの法要に来てくださった方には、供養のあとにお渡しする手土産(引き物)をもってお供えへのお返しとします。引き物のかけ紙は、黒白または黄白のま結び(結び切り)で、表書きは「志」が基本です。一部の地域では「茶の子」とすることもあります。

お供えのお返しの金額相場は、いただいた品物の値段の3分の1から半額程度(半返し)が目安とされています。弔事の返礼には、「のし紙」ではなく、のしの無い「かけ紙」を使います。

よくある質問

年忌法要に持参するのは香典と供物のどちらがよいか
どちらも持参できます。現金なら表書きは「御仏前」「御佛前」「御供料」「御香料」、品物なら「御供」「御仏前」「御佛前」とされています。品物は生花・菓子・果物などが向くとされています。
水引は何色を選べばよいか
高島屋の解説では、のしなしで、東日本は黒白の5本結び切り、西日本は黄白の5本結び切りとされています。迷うときは、法要を営む家の地域に合わせます。
法要は命日の当日でなくてもよいか
法要は命日に行うのが理想とされていますが、現在は日曜など人が集まりやすい日で、命日より前の近い日を選ぶ人が多いとされています。
施主から渡される引き物の表書きは何か
引き物は施主から参列者へ渡すものです。表書きは「粗供養」「志」で、のしなしの5本結び切りです。品物の選び方は法事の引き出物(粗供養)で確認できます。
初盆のお供えも同じ表書きでよいか
初盆・新盆は年忌法要とは別の行事です。時期・金額・かけ紙の表書きは初盆・新盆のお供え物で確認してください。

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