海外へお中元・お歳暮を送る方法
海外に住む相手へお中元・お歳暮を贈るときに、国内の宅配便と違う点を確認できます。日本郵便の公式案内で確かめた、使えるサービス、送れないもの、料金と日数の調べ方をまとめました。
使えるサービス
| サービス | 内容 | 向いている品 |
|---|---|---|
| EMS(国際スピード郵便) | 国際郵便で最速のサービス。世界120以上の国・地域に、30kgまでの荷物を送れる | 常温の品物 |
| クールEMS | 冷蔵は0〜10℃、冷凍は−15℃以下で運ぶ。冷凍・冷蔵食品も送れる | 冷蔵・冷凍の品物 |
どちらもラベルの作成に、日本郵便の国際郵便マイページが必要です。手書きのラベルでは送れません。国内のクール便の条件はクール便で送る条件に分けています。
EMS・国際エアパケット・国際小包(航空便・SAL便・船便)の比較
日本郵便のサービス比較で確認できた、重さの上限と速さの違いです。冷蔵・冷凍品はクールEMS(冷蔵15kgまで、冷凍10kgまで)になります。
| サービス | 重さの上限 | 速さ・特徴 |
|---|---|---|
| EMS | 30kgまで | 国際郵便の中で最速。最優先で取り扱う |
| 国際エアパケット | 2kgまで | 追跡サービス付きの小形包装物(航空便)。オンラインで専用ラベルを作る |
| 国際小包・航空便 | 30kgまで | 飛行機で速く届ける |
| 国際小包・SAL便 | 30kgまで | 航空便より安く、船便より速い |
| 国際小包・船便 | 30kgまで | 時間はかかるが安い |
到着までの日数は、あて先の国・地域と発送方法ごとに変わるため、数字を載せていません。日本郵便の「料金・日数を調べる」で確かめてください。送れない品は、どのサービスでも「国際郵便として送れないもの」の条件に従います(次の節)。
送れないものは2種類ある
国際郵便には、「全世界共通で送れないもの」と、「あて先の国・地域によって送れないもの」があります。国内の贈答品と違い、国内で普通に買える品でも送れないことがあります。海外の滞在先へのお礼はホームステイ先へのお礼も参考になります。
| 区分 | 例(日本郵便の案内) |
|---|---|
| 全世界共通で送れないもの | アルコール濃度24%を超えるもの、香水、スプレー缶、花火、電子タバコ、モバイルバッテリーなど |
| あて先の国・地域によって送れないもの | よく発送されてしまう禁止物品の例として、酒、たばこ、肉・野菜・果物。牛肉が禁制品の国では、カップ麺、カレー、コンソメなども例にあがっている |
| 包装材で送れない場合 | 牛・豚・鳥などの食肉、野菜、果物が印刷された段ボール箱や袋 |
お酒は、国際郵便の条件が国内のゆうパックとは異なります。お歳暮の定番のハム、ソーセージ、果物、お酒は、あて先の国の条件を先に確かめてください。国別の条件は、日本郵便の「国・地域別情報(国際郵便条件表)」で調べられます。
送る前の手順
| 順番 | 確かめること | 調べる場所 |
|---|---|---|
| 1 | 品物が全世界共通で送れないものに入っていないか | 日本郵便「国際郵便として送れないもの」 |
| 2 | あて先の国で送れない品物でないか(食品・酒を含む) | 日本郵便「国・地域別情報(国際郵便条件表)」 |
| 3 | 料金とお届けの日数 | 日本郵便「料金・日数を調べる」(あて先と発送方法ごとに変わる) |
| 4 | 国際郵便マイページでラベルを作る | 日本郵便「国際郵便の送り方ガイド」 |
海外に荷物が届くまでには、税関の検査があります。内容品の申告は、箱の中身と書類の内容を同じにします。
この表で確認できていないこと
- のしの扱い: 国際郵便の公式案内には、のし紙に関する定めが見当たりませんでした。のしを付けたいときは、百貨店や贈答品の店の海外発送の案内で、のし対応の可否を確かめてください。
- 配送日数と料金: 日数と料金は、あて先の国と発送方法ごとに変わります。このページには数字を載せていません。日本郵便の「料金・日数を調べる」で確かめてください。
- お中元・お歳暮の時期: 海外の相手に、日本の地域別の時期の習慣があるとは限りません。時期は相手の事情に合わせて決めます。日本国内の目安は地域別の時期 早見表にあります。
全体の確認は贈る前のチェックリスト、送り方の違いは送り方の比較も参考にしてください。
よくある質問
- 海外の相手へのお中元・お歳暮は、どの国際郵便で送るか
- 荷物はEMS(国際スピード郵便)が最速のサービスで、世界120以上の国・地域に30kgまで送れます。冷蔵・冷凍品はクールEMSがあります。送る前に、あて先の国で送れる品かどうかを確認します。
- お酒は海外へ送れるか
- 国際郵便では、アルコール濃度24%を超えるものが全世界共通で送れないものに入っています。それ以下でも、アルコール飲料には国際郵便の条件が適用され、あて先の国によっても扱いが変わります。送る前に国別の条件を確認します。
- お歳暮によくある肉・野菜・果物の品や、それが印刷された箱は送れるか
- あて先の国によって送れないことがあります。日本郵便は、よく発送されてしまう禁止物品の例として、酒、たばこ、肉・野菜・果物をあげています。肉・野菜・果物の絵や写真が印刷された箱や袋も、送れない場合があります。
- 海外へ急いで送りたいときはどのサービスか
- 日本郵便の比較では、EMSが国際郵便の中で最速です。国際小包には航空便・SAL便・船便があり、航空便、SAL便、船便の順に、速さを抑えて料金を安くできます。
- 小さな荷物と大きな荷物で、使えるサービスは変わるか
- 日本郵便の案内では、2kg未満の小さな荷物にはEMS、国際エアパケット、小形包装物、国際小包があります。2kg以上の大きな荷物はEMSか国際小包です。
- 海外への送り状やラベルは手書きでよいか
- EMSなどは、日本郵便の国際郵便マイページでラベルを作る必要があり、手書きのラベルでは送れません。
留学先のホストファミリーへのお礼は、ホームステイ先へのお礼・手みやげのページで説明しています。
国内でも相手の住所が変わったかもしれないときは、相手が転居・転勤したときのお歳暮・お中元で旧住所に送った場合の扱いを確認できます。
- EMSの対象(120以上の国・地域、30kgまで)、クールEMSの温度、ラベル作成に国際郵便マイページが必要なこと: 日本郵便「EMS」 https://www.post.japanpost.jp/service/send/oversea/list/delivery/ems/ (2026-10-12、本文確認)
- 全世界共通で送れないもの、あて先の国によって送れないもの、よく発送されてしまう禁止物品、包装材の例、手書きラベルの不可: 日本郵便「国際郵便として送れないもの」 https://www.post.japanpost.jp/int/use/restriction/not_send.html (2026-10-12、本文確認)
- サービスごとの重さの上限、速さの違い、小さな荷物と大きな荷物の区分: 日本郵便「サービス一覧・比較」 https://www.post.japanpost.jp/int/service/index.html (2026-10-20、本文確認)
- 送る手順、税関の検査: 日本郵便「国際郵便の送り方ガイド」 https://www.post.japanpost.jp/int/howto/index.html (2026-10-12、本文確認)