出産祝い・結婚祝いののしの選び方

出産祝い・結婚祝いの相場・贈る時期と、水引(蝶結びと結び切り)の使い分けをまとめました。お中元・お歳暮と違い、水引の結び方が持つ意味を取り違えると失礼にあたるため注意が必要です。

水引の使い分け(最も重要な違い)

お中元・お歳暮・出産祝いのような「何度あってもよいお祝い」には、簡単にほどいて結び直せる「蝶結び」の水引を使います。一方、結婚祝いのような「繰り返してほしくないお祝い」には、固く結ばれてほどけない「結び切り」を使います。この2つを取り違えると、意味が正反対になるため注意が必要です。

出産祝い

項目目安
贈る時期お七夜(生後7日)〜お宮参り(生後1か月ごろ)まで
相場(個人)職場の同僚がまとめて贈る場合は1人あたり3,000円〜5,000円程度
水引蝶結び
表書き「御祝」「御出産御祝」

赤ちゃんや産後の母親は衛生状態や接触への配慮が必要なため、お祝い品は手渡しせず配送するのもよいとされています。冷蔵・冷凍の品を配送するときはクール便の条件を確認できます。

結婚祝い

項目目安
水引結び切り(夫婦水引として紅白または金銀の10本)
水引の色金銀(婚礼・長寿の祝い)・紅白(一般慶事・婚礼)
表書き(内祝いの場合)「内祝」

一般的なお祝いの水引は5本ですが、結婚祝いでは夫婦水引(めおとみずひき)として、夫婦は2人で1組・両家が合わさるという意味合いから10本を使います。

出産や結婚のほかに、義父母の誕生日や記念日に贈る場合は、義父母の誕生日・記念日の贈り物で相場・回数・時期を確認できます。

よくある質問

出産祝いに結び切りを使うと、どんな失礼にあたるか
「二度とないように」という意味になり、子どもが何度生まれてもよいという祝意と正反対になってしまいます。出産祝いには必ず蝶結びを使います。
結婚祝いに蝶結びを使うと、どんな失礼にあたるか
簡単にほどけて結び直せることから「何度でも繰り返してよい」という意味になり、結婚が「何度あってもよい」という趣旨になってしまいます。結婚関連の贈答には必ず結び切りを使います。
お中元・お歳暮と出産祝い・結婚祝いを同時期に贈ることになった場合はどうするか
それぞれ別の贈答として扱い、のし紙の水引・表書きも個別に用意します。まとめて1つの品物で済ませることは避けます。
出典・確認日(全ページの出典一覧)