お中元・お歳暮の相場は相手別に3,000〜10,000円

早見表にはお返しの要否も載せています。7つの相手(上司・取引先・親戚・恩師・友人・両親・仲人)の相場・水引・お返し・添え状・注意点を1つの表にまとめました。各相手の詳しいマナーは表中のリンクから確認できます。

この表で分かるのは、相手ごとの相場・水引・お返しの要否です。地域ごとの時期も合わせて見たいときは相手別×地域別の早見表、お中元とお歳暮を合わせた年間の合計は年間予算の目安、内祝いなどのお返しはお返しの比較表を見てください。

相手別のお中元・お歳暮の相場・水引・お返し・添え状・注意点
相手相場水引お返し添え状特に注意すること詳しく見るページ
上司3,000〜5,000円紅白蝶結び基本不要配送なら同封会社の贈答禁止規則の事前確認相場の内訳・お礼とお返し
取引先5,000円〜10,000円紅白蝶結び基本不要配送なら同封会社名の入れ方、コンプライアンス規則相場の内訳・のしの連名
親戚3,000円程度紅白蝶結び相互に贈り合う関係が一般的一筆箋やカードも可喪中の場合は水引の無い奉書紙・短冊相場の内訳・お礼とお返し
恩師5,000円〜紅白蝶結び基本不要近況報告を添える公立学校教員は受け取り不可の場合が多い相場の内訳
友人3,000円程度紅白蝶結び(省略可)相互に贈り合う関係が一般的カードや短い連絡金額を厳密に揃える必要なし相場の内訳・お礼とお返し
両親・義両親3,000〜5,000円紅白蝶結び基本不要元ページに記載なし実家・義実家で品物の傾向に配慮相場の内訳
仲人(媒酌人)5,000円程度紅白蝶結び元ページに記載なし元ページに記載なし結婚から3年が目安。やめるときは挨拶状で感謝を伝える相場の内訳

表の使い方の例

たとえば取引先に贈る場合は、「取引先」の行を見ます。相場は5,000円〜10,000円、水引は紅白蝶結び、お返しは基本不要です。注意点の欄にある会社名の入れ方とコンプライアンス規則は、贈る前に確認します。

友人に贈る場合は、「友人」の行を見ます。相場は3,000円程度で、お返しは相互に贈り合う関係が一般的です。水引は省略可なので、金額を厳密に揃える必要はありません。

合計の計算例(取引先2社・親戚1軒・友人1人)

上の表の相場を使って、お中元の予算を見積もる例です。取引先2社に5,000円ずつで10,000円、親戚1軒と友人1人に3,000円ずつで6,000円となり、合計は16,000円です。取引先で特にお世話になっている1社を10,000円にすると、合計は21,000円です。相手の数が増えたときは、行ごとの相場に件数をかけて足します。件数が多い場合の計算例はお中元・お歳暮の相場にあります。

共通のポイント

お中元・お歳暮はいずれも「何度あってもよいお祝い」に分類されるため、水引はすべて紅白の蝶結びを使います(出産祝いのような他のお祝い事も同様です)。これに対し、結婚祝いのような「繰り返してほしくない」お祝いには結び切りを使い分けます。詳しくは出産祝い・結婚祝いののしの選び方を参照してください。

慶事の贈り物のうち、結婚祝いの相場と贈る時期は結婚祝いの相場・のし・贈る時期にまとめています。

自分で郵送する場合の手順はお中元を郵送で贈るときの手順にまとめています。

金額のグラデーション

全体として、相場は「対等な立場(親戚・友人)は3,000円程度」「目上・ビジネス関係(上司・恩師・取引先)は5,000円以上」という2段階のグラデーションになっています。取引先で特にお世話になっている場合や、感謝の度合いが大きい場合は10,000円まで上げる余地があります。金額の考え方の詳細は予算別ガイドを参照してください。

お中元とお歳暮を合わせた年間の合計はお中元とお歳暮の年間予算の目安で比べられます。

添え状の文例と、品物に同封する場合・別便で送る場合の書き方はお歳暮・お中元の添え状の例文と書き方で確認できます。

よくある質問

表にない相手(親戚以外の親族・地域の集まり等)はどう判断すればよいか
関係性が対等に近ければ「親戚・友人」の目安(3,000円程度)、目上・お世話になっている度合いが高ければ「恩師・取引先」の目安(5,000円〜)を参考にしてください。
お中元・お歳暮の水引は何を使えばよいか
お中元・お歳暮は何度あってもよいお祝いに分類されるため、上司・取引先・親戚・恩師・両親には紅白の蝶結びを使います。友人へは蝶結びを省くこともあります。
お返しは必要か
上司・取引先・恩師・両親へのお中元・お歳暮は、基本的にお返しは不要です。親戚や友人は、相互に贈り合う関係が一般的です。
相手が何人もいるとき、金額は全員そろえるべきか
相手との関係ごとに相場が違うため、全員を同じ金額にそろえる必要はありません。日本郵便の解説では、自分の両親や兄弟には3,000円程度、義実家には5,000円程度のように、関係性で価格帯を決めるとされています。実家同士もお中元を贈り合っている場合は、事前に確認して費用感を合わせるとよいとされています。
お中元とお歳暮で金額を変えるのが普通か
日本郵便の解説では、お歳暮の予算はお中元よりも2〜3割程度上げるのが基本とされています。ただし、この表の相場は目安です。
予算が表の相場に届かないときはどうすればよいか
日本郵便の解説では、予算は自身の金銭的な負担を考えて決め、背伸びしすぎないことが勧められています。お中元は義務ではなく、贈るかどうかも相手との関係性を踏まえて決めてよいとされています。贈る場合は、毎年無理なく続けられる金額にします。前の年に贈った品の価格を大幅に下回ると相手に気を使わせることがあるためです。

贈る時期は地域で異なります。地域ごとの目安は地域別の時期 早見表で確かめられます。お中元・お歳暮・お年賀・寒中見舞いを月ごとに並べて見たいときは贈答の時期カレンダーが使えます。時期や相場の記載が出典ごとに違う点は出典の記載が違う点の読み方で比べています。贈る前に相手・地域・時期・のしをまとめて確かめるときは、贈る前の確認チェックリストが参考になります。

時期に遅れたときの表書きは遅れたときの表書き(暑中御見舞・残暑御見舞・御年賀・寒中御見舞)を参照してください。

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